【WS】2017年後期環境考察・制限予想等

どうも。

欝々としながら毎日を過ごしてたらもう12月後半という有り様。そのうちスロットまどマギ初代のレポでも書きたい。

 

さて今回は予定どおり、後期の環境考察です。執筆時では、まだ岡山が残っているのですがほとんど結果が出そろったのでこれで今季の答えが出ると思います。

・タイトル別の分布確認

まずは分布はどのようになっているのでしょうか、確認してみましょう。

最初は地区ごとの入賞結果です。左が上位で、カッコは同じグループやチームを示しています。

NS…ネオスタンダード TS…トリオサバイバル

仙台 9/30
NS LLS,KLK,VS,P5
TS [KLK,KI,AOT][KS,KMN,IMC][IMC,KMN,AOT][RW,LL,SAO]

札幌 10/14
NS SW,LLS,KMN,KLK
TS [VS,LLS,SW][SG,LLS,RW][SAO,IMC,VS][VS,BD,P5]

大阪 10/29
NS [RW,KMN,AOT,LLS][OMS,KMN,AOT,PI]
TS [GU,VS,KLK][RW,SAO,GU][VS,LLS,AOT][P,LLS,RW]

博多 11/4
NS RZ,DC,SAO,AOT
TS [AOT,VS,RZ][KI,SAO,RZ][KMN,VS,RW][GU,LLS,SW]

名古屋 11/18
NS [CC,SW,P5,LLS][LLS,P5,IMC,RW]
TS [GU,SG,KMN][KI,RW,RZ][LLS,IMC,KS][KLK,LLS,SAO]

東京 11/19
NS [PY,LLS,VS,KMN][VS,LL,SW,SY][KMN,VS,AOT,SAO]
TS [AOT,SAO,KMN][RZ,GU,SAO][KS,AOT,MK][LLS,MG,SAO]

金沢 11/23
NS RZ,PI,RW,KMN
TS [SW,RW,LL][KLK,LLS,SAO][SW,KMN,SG][SAO,IMC,SG]

以下はタイトルごとの入賞率となります。(色がバラバラでごめんなさい)

・ネオスタンダード入賞内訳

N=44なので、だいたいパーセンテージの1/2が使用数となります。

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・トリオサバイバル使用率

こちらは大体パーセンテージ通り。小数点を切り上げる形。

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・合計使用率

トリオをネオスと合わせていいものかは正直微妙ですが、とりあえず合計したものです。

f:id:rasennamekuji:20171217130334p:plain

 

 入賞タイトルの中でぶっちぎりなのは、やはりといいますかサンシャインでしたね。ネオスで求められる安定感と、トリオで求められる火力を併せ持つことが円グラフからはっきりわかります。メジャーなけもフレに対してもバーンが飛んでいくので、今期ではあらゆるタイトルに対する仮想敵の一つであったと言えます。

おもしろいのは次点以降。ネオスタンダードではけもフレが二番手を占める一方で、トリオではSAOがシェア2でした。

こうしてみると、光景テキストさえ食らわなければ圧倒的な圧縮ができるけもフレの強さが見えますね。電源型でないものも入賞していましたが、ストック圧縮がなくても戦える強みはやはりバーンメタと邂逅連パン、そして擬似リフだろうと僕は考えています。近年のバーンが1点刻みメインかつメジャーな光景テキストがRewriteラブライブ、追加後SAOの今環境を考慮すると、ネオスで最大限に強みを発揮した形になったのではないでしょうか。逆にトリオでは入賞数が少ないです。考えられるのは握った人が勝っても横が負けたパターン、そしてトリオ特有の対戦タイトルの多さゆえに弱点を突かれたパターンでしょうか。電源構築特有の火力の少なさは他のタイトルと比べてもやや目立つので、そのスキに巻き返しが難しいところまで追い込まれる、というのはありそうですよね。

SAOは新規発売前でも2人が入賞しています。それだけでも宝本型の強さがうかがえるのですが、追加後は伸びましたね。電源構築によって波状アスナが出張できるようになり、また簡単に早出しができる連パンシノンのお陰で今まで以上に2帯が厚くなった印象です。また、0で場クロアンシノンが登場したため、特殊相殺がなければ早上りからの面を固めるムーブができるようになりました。起動パンプを振れるリーファの登場も大きく、リバース要求の連動に大きな圧力をかけた形となりました。多彩な選択肢が取れるようになり、対処できないタイトルがほぼ無くなったので、この入賞率は当然の結果です。(武内P風)

 

個人的に意外だったのは、シンフォギアの入賞率の低さと、それに反するかのようなビビストの入賞率。シンフォは進撃の一週間前発売だったので、進撃同様に入賞に食い込むかと思っていたのですが、何がダメだったのか…?電源で出せるキャラの幅も広いし、詰め手段も多彩だしと悪い要素見いだせないですorz

逆にビビストはけもフレの影響で使用率下がると思ってたのですが、蓋を開けるとご覧の入賞率。やはりスタンダードな強さが好まれたのでしょうか。宝扉って魅力に感じる人多そう(偏見)。

 

・今期の環境に一言

全体的に見てやや使用タイトルが割れたため、良環境だったという声は比較的聞きますが、自分はそうは思ってません。なぜなら、入賞タイトルが2017年のものにかなり偏ってしまったと感じているからです。2016年タイトルで目立つのはキルラキルシンデレラガールズ、ペルソナと兎くらいです。それはすなわち、2017年以前のタイトルとは大きなカードパワーの差が生まれてしまったことを意味しています。(新弾追加もあるので一概には言えませんが…)

勿論商売である以上、カードパワーのインフレは避けられない現象ですし、いつまでも同じようなカードが刷られてもみんな飽きてしまうので仕方がないとは思います。ただ、ヴァイスシュヴァルツはただのTCGではなく、「キャラゲー」「作品ゲー」であるのです。誰しも自分の好きな作品がありますし、それがヴァイスに参戦していればそれで勝ちたいと思うでしょう。でも今は、新規以外でのそれは難しい。自分の好きなタイトルの望みがないと、自然とユーザーは離れていくかもしれません。そのようなことが起こってしまうと自分は悲しい。誰しもが愛する作品で戦えるような環境整備や追加の発売を行ってほしいと切に願います。そういう意味で、2018年はとても楽しみにしています。

…なんか武士の経営方針批判になってる?

 

・レベルごとの傾向

レベル0に関して。以前の環境では画伯を意識した4500ラインが主流で、移動は控えめかなといった印象でした。しかし今回はかなり自由な選択になっている印象を受けます。移動は当然ですが特殊相殺やオバスぺ、果てはシステムのみの構築もあって自分たちの流れを作りやすくしているように感じました。

レベル1ではいまだにリバース要求を中心として、手札を増やす連動が主流。これは変わらない…と思いきや、電源を取り入れた構築ではその特殊性から手札増加を排した構築も見られます。進撃が追加によってメジャーな立ち位置に躍り出たことを考えると、1帯の安定した流れづくりがリバース要求より容易であると言えますね。打点不足を補うための工夫も随所で見られます。

割と注目すべきはレベル2でしょうか?仮想敵のサンシャインが身代わりを使ってくることを踏まえてか、ガッツンダーよりも特殊相殺を優先しているように思われます。他にも、レベル2の高パワーキャラや早出し後列を採用して、ミラ曜が割りに来にくい面づくりを意識した構築も見られますね。

 

・東京以後の追加タイトルに関して

東京以後に発売され、最後の岡山地区までに発売されたのは

ひなろじ

・ミク

・バンドリ

の3タイトルです。簡単に考察をさせていただきます。

ひなろじは現状だとデレみたいな感じという印象を受けます。エクブ1しかないので当然ですが、デレより少し弱いかな?でも十分なパーツがあると思います。対面で注意するべきはレベル3リオン。シノンバーンもさることながら、CXフェイズに正面のキャラのパワーを-4000します。効果を忘れて、アタックが減らないように十分に注意が必要です。

ミクは詰めと1連動、後列に大幅な強化がなされました。元々優秀なパーツを抱えてはいるので、それを生かしやすくなった印象です。対面の際には、きちんと後列を見極めて、なにをどのように生かした構築なのかを念頭に置きながら戦いたいですね。思い出送りができる後列がいるとなお良し、といったところ。

さて前回も触れたバンドリ。プールとしての充実感・強さもさることながら、キャラ人気もすごいので一定以上の使用が見込まれます。各種詰めが非常に強力なので、どんな対策が求められるか・そもそも対策せず押し切るかをしっかり決めておく必要があります。光景や擬似リフにはきちんと警戒を払いましょう。

 

・岡山地区警戒タイトル

・サンシャイン(特に注意)

・バンドリ(特に注意)

・SAO(特に注意)

・ミク(やや注意)

けものフレンズ(やや注意)

Rewrite(注意)

サンシャインは今期で規制がかかる可能性が多大なので、使い納めとして使用者が増える可能性があります。バンドリは発売翌日なのでどうなるか少し微妙ですが、人気を考えたら一定の参加者を見込むことができそうです。

けもフレですが、バンドリに光景が配られたこと、SAOに光景が配られ同時に電源構築に置ける波状アスナ採用のことを考えると、今までの構築ではメタがきついように思われます。そのケアに自信がある人は握ってくるかと思われます。

Rewriteも同様に光景がかなり刺さるのですが、握るタイトルによってはかなり圧倒的な試合を展開できるので苦手な人は意識しておくといいでしょう。

 

・制限改定予想

自分の妄想ですけどね。一応参考までに。

まずサンシャインですが、これはまず八割がた規制が入るでしょう。内容の予想としては、

・ミラ曜の枚数制限

or

・ミラ曜、ミラ千歌、ミラ梨子、身代わりの中から選抜

が妥当かと。早出しセットの選抜には、一応ニセコイという前例があるのでないとは言えないと思ってます。それだけこの3人セットと身代わりは強いと思っているので。

次にけもフレ

・イルカ、アルパカ、バーンメタかばんの中から選抜

でしょうか。電源構築のお陰で純ストックを1帯から作れ、しかも手札は共鳴で減らない。強い山を刻もうと思っても面にキャラがないため刻めず、1点バーンは無効。正直物語を思い出すかのようなムーブなので…。

ただ、新規のプールが軒並み光景だの思い出送りだのがあるので、それがどのように作用するかを一度様子見してから…という可能性も十分にあります。

ではRewrite

・結界小鳥とバーン静流から選抜

or

・早出しルチア枚数制限

固定化された動きを武士は嫌うようなので。特に下位タイトルを軒並み押さえてしまうパワーとCX連動は武士としても望むところではないかな、と(勝手に)感じます。ただ、使用率や入賞率を考えると、規制から外れても特段不自然ではないという気もします。

 

さて、解除の予想。

・物語…中学生、一心同体解除

・デレ…みりあ解除

 くらいですかね。物語は羽川でストック作ってもそれが八九寺につながらないなら光景で十分に対処できるレベルですし、デレは小梅POSがぶっ飛んでただけなので、今の環境ならみりあ返すくらいしてもいいかと。というか巻き添え受けた他の構築が余りに不憫です。4ルックは山スピードが速すぎるので小梅共存は難しいでしょうね。

ちなみに休憩等ヒール系が帰ってくることはほぼないと思ってます。メールで問い合わせしたところ、未だにシリルや休憩は遅延につながるとお考えのようでした。もしかしたら、休憩はリトバス追加に合わせて帰ってくるかも。

 

今回の考察は以上になります。ここまで読んでくださった方、長々とお付き合いいただきありがとうございました。ご意見はいつものようにコメントやTwitterでお願いします。

次に書くのはいつになりますかねー